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長崎県の犬の殺処分数は年々減少してきたものの、H15年度は全国ワースト8位という処分数の多さです! 下記のグラフでもお分かりのように、不要犬として引取られる犬の数が減っているだけです。 返還数は横ばい状態で、捕獲・引取総数からすると返還率はわずか3%という低さです。 なお、長崎県では収容動物を譲渡しているのは長崎市動物管理センターと一部の保健所のみです。 長崎県内には「里親登録制度」というものありますが、長崎市・佐世保市を除く地域で平成15年度末里親登録数は44人です。 里親登録制度が県民に周知されていないのが、一目瞭然であることがお分かりだと思います。 * 里親登録制度とは、里親希望者が保健所に登録、譲渡希望者が名簿を閲覧して里親希望者と交渉する制度です。
捕獲された犬は公示されます。 公示期間は、たったの2日です。 公示期間が過ぎると、ガス室での殺処分が行われます。 殺処分の方法は、炭酸ガスでの窒息死の後、焼却処分をされます。 決して、安楽死ではありません。 果たして、この殺処分方法を知っている県民はどのくらいいるのでしょうか? また、その公示場所は長崎市の場合、市役所玄関横の掲示板に、 佐世保市に至っては、市役所の外のバス停前の掲示板に公示が貼り出されます。 その掲示板に足を止めて見ている人はどのくらいいるのでしょうか? また、その公示も文字で捕獲日時、場所、犬種、年齢が書かれているくらいです。 文字で「雑種」っと書かれても全くわかりません。 写真付なら「○○さん家の犬だ!」っと誰か知り合いが気づくかもしれません。 さらに、公示場所を見やすいところに変え、写真付で公示するだけでも返還率はあがると思います。 実際に他県ではこのように公示場所を変更するだけで、効果があがった自治体もあります。 また、収容動物をHPで公開し、飼い主に返還できるよう、 また、返還できなかった動物は里親に譲渡できるよう他県では整備が進んでいます。 他県では、殺処分数を減らそうと色々な努力がなされています。 ボランティアの方とと協力し合いながら、頑張っている自治体もたくさんあります。 長崎県も早くそういう自治体になれるよう、行政はもちろんのこと、飼い主の意識も変わって欲しいと思います。 私たちは、そのお手伝いが出来ればと思っています! |
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レポート協力・まりさん(H19年1月レポート) 長崎はっぴーあにまる・管理人 りこ |